
粉屋おどり
芝山町白桝集落では、千葉県の無形民俗文化財に指定されている「白桝粉屋おどり」を継承しています。当法人メンバーも、この踊りの継承に取り組んでいます。

「白桝粉屋おどり」は江戸時代に白桝集落にあった粉屋の娘を慕う唄と踊りです。「おいとこそうだよ~」の唄い出しではじまることから「おいとこ節」とも呼ばれています。天保年間(1830年~1843年)に江戸で流行し、全国各地にも広がりました。東北地方では、「おいとこ節」が民謡として伝わっています。東京都・埼玉県・神奈川県では、万作踊り・お洒落踊り・飴屋踊りなどとも呼ばれています。
白桝集落には、この踊りの起源として、実らぬ恋の物語が受け継がれています。現在の匝瑳市に、「飯高檀林」というお坊さんの学校がありました。佐渡からこの学校に入学するためにやってきたお坊さんが、「白桝粉屋」という茶屋に寄ったところ、大変美しく、声もきれいな娘さんが働いていました。3年間の厳しい修行を終えたお坊さんが、佐渡に帰る前に再び茶屋を訪れたところ、その娘さんは前年に病気で無くなっていました。お坊さんが、娘さんを偲んで作った歌が「白桝粉屋」です。
「白桝粉屋おどり」は、毎年2月に開催される「芝山町文化協会芸能発表会」、毎年11月に開催される「芝山はにわ祭」などで御覧いただくことができます。
